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朝日、毎日の“伝統芸能”

20051001.jpg幾度と無く、WebMaster's impressions で“詭弁”について取り上げてきた。
いつも、寓意のある話を並べて書いたのだが、今回は、そんな事やってられないくらい、呆れている。

朝日、毎日の“詭弁”ぷりには、開いた口がふさがらない。

首相の靖国参拝を“違憲判決”とまで書いている“真意”は一体何処にあるのか??
 
 
 
■主文
■傍論

迷える子羊(一般国民)が、この二つの違いを知らない事を良い事に、誤解してくれることを狙っているとしか思えない。迷える子羊が一生の間に“裁判”を経験する事なんて無いから、しょうがない事だが、これを利用するなんて、“伝統芸能”で済ませられる問題じゃない。

私の乏しい知識と認識では、“主文は法的根拠を持つもの”であり“傍論は一人の人間としての裁判官の感想”である。
 
 
 
2004年4月の福岡地裁の亀川清長裁判長と同様に、今回の大阪高裁の大谷正治裁判長が行ったのは、『首相の参拝は違憲だと、個人的に思う』って言っただけだ。


この、一人の人間としての“意見・感想”を主文のの“判決”のように錯覚させる記事を書く神経は、一体、どうなってんだろう?

┐(´∀`)┌ヤレヤレ


良識あるWebMaster's impressions の読者は、こんな“伝統芸能”に騙されることは無いと思うが、私達、医療人も知らないうちに、こんな事をしてるのかもしれないと、ふと、背筋が寒くなった。

エビデンスと称する臨床試験結果も、見方を変えると“伝統芸能”に近い“詭弁”ぷりを発揮していると、昨日、某製薬メーカー MR 氏と、小一時間、激論してしまったことを思い出した。

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2005年10月01日 16:51に投稿されたエントリーのページです。

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