富士山は美しい・・・・
2XXX年X月X日 某国、某所、、、
博士『ほぉ~らね、言った通りだろう?』
助手『本当ですねぇ、あっさりと言いなりになるんですねぇ、あの国は』
博士『そうさ、でも、戦前は一本筋が通ってたんだよ、あれでも。戦後、アメリカが子飼いの犬にする為に、腑抜けにしてくれたおかげもあって、こういう性質になったんだよ』
助手『ふ~ん、そういうものなんですか?じゃ、我々の犬になってもらう事も、可能かもしれませんね?』
博士『そうさ、今、それを狙っているところだ。なんたって、主義・主張がなくなって、日和見主義になったのは、首相だけじゃなく、国民も同じだからね。もっとも、事勿れ主義は、昔からあったんだけど、武士道ってヤツが生きていた頃は、事勿れではあったんだが、妥協はしなかったんだ』
助手『へぇ~』
博士『平敦盛と熊谷直実のエピソードは、この前レクチャーしたから覚えてるだろう?』
助手『ええ、熊谷直実が本意ではないけど、若武者平敦盛を殺すってヤツですよね。そしてその後、熊谷直実自身は出家してしまうという』
博士『そうだ、武士道が生きていた頃のあの国は、本意ではない事も行動できたのだ。当事者は、後で悔いて悔いて悔いるわけなのだがね。決して、他人から言われて自分の行動が左右される事は無かった。』
助手『しかし、今は、全く違うというわけですね。ところで、あの国は常任理事国入りを望んでいて、我々が反対してしるわけですが、アレを止めさせる事とバーターでしたよね?ということは、常任理事国入りを認めちゃうんですか?そんなことになったら、我が国の犬に出来ませんよ!!』
博士『なぁ~に、心配は要らないんだよ。我が国の言いなりになった時点で、既に終わってるんだからね。』
助手『とういうことですか?』
博士『自分の主義・主張も通せない国、首相、それを選んだ国民、こんな国がリーダーになれると思うかね?この一点で、常任理事国入りは反対できるのだよ、君ぃ!』
助手『おおっ、博士、頭いいですねぇ』
2006年5月8日 日本、我が家、、、
昨日、帰宅すると妻が怒っていた。
娘の幼稚園が創立記念日だったので、水道橋の“ドームキッズなんとか”という所に、娘を遊びに連れていった。ここでは、なんの問題も無い。問題は、帰りの電車内でだ。
娘は、はしゃぎ回って、遊び転げていたので疲れたのだろう、妻に『おんぶ、おんぶ』とせがんだのもつかの間、背中で寝てしまったそうだ。
なかなか、帰りたがらなかったので、時間も午後4時をまわってしまって、妻も通勤時間帯にぶつかってはと、嫌がる娘を無理矢理引っ張り出して帰宅する為、電車に乗ったのだが・・・、結構、混んでいて座れなかったと。
3歳も過ぎているのだから、ベビーカーやオンブ紐など持っている訳も無い。両手を後ろに回し、娘を支えているのだから吊革にもつかまれず、電車が揺れるたびに妻もフラフラと。
車内では寝たふりをする乗客だけで、誰も席を譲ってくれる人はいなかったそうだ。
良く見れば、少し離れた所に妊婦さんの姿も見かけたという。正面に腰掛けている若者達は、全く無関心で携帯電話とにらめっこだったそうだ。
『まったく、日本人って、なってないよね!!!優しさの欠片も無い!』と誰にぶつければ良いのかわからない怒りを私にぶつけてきたのだ。
さて、これだけなら、エントリーする事でもなかったのだが、実は、その1時間ほど前、正確には仕事が終わって帰宅する直前、職場の休憩室でチラッと見たニュースを思い出して、ほとほと、日本人の“偽善者ぶり”に辟易して吐き気まで催してしまったので、エントリーすることにした訳である。
そのニュースの内容は、『はとバスツアーが、最近、お客さんが激減している』というものだった。その対策として色々なオプションメニューを提供しているのだそうだ。ここまでは全く問題ない。そのメニューの中にコリアンツアーと称して韓国人・中国人に東京見物をしてもらおうというものがあった。ここまでも、全く問題ない。
問題なのは、コメンテーターの一言である。
『中国・韓国との間をぶち壊した小泉さん・・・・・』とここでも、お家芸を披露していた事だ。
このコメンテーターは、『自分は韓国・中国の人の気持ちが良くわかる心の優しい人間だ。韓国・中国人の心情も理解できない冷血漢の小泉には、正義の鉄槌をくらわしてやる』とでも言いたげに。
そして、世論調査に拠れば、国民の8割の人が“小泉叩き”だ。『自分は冷血漢の小泉とは違うんだ』と言わんばかりに。
しかし、日本国民は、8割もの人が“心の優しい、人の気持ちが理解できる人”の筈なのに、混んでいる電車の中では、子供連れの女性や妊婦さんを気遣う気持ちは、持ち合わせていないらしい。
結局、他人の為に自己を犠牲にしてまで(座席を譲れば自分が立たなきゃならなくなる)人の心を理解しようとは思わないし、だから見て見ぬふりなのだろう。口だけで済む“小泉叩き”は“かぁ~んたん”で犠牲にするものないしね。
日本人の思いやりとは、所詮、この程度で、薄っぺらで、口だけなんだよなぁと、つくづく感じたわけだ。これだけを見ても、日本人に本物の“善人”は殆ど存在せず、“偽善者”がかなりの数を占めるという事が証明されてしまう訳だ。
まぁ、このコメンテーターが、普段、電車の中で、どのような行動をしているか知っている訳じゃないんだけど、推して知るべしだろう。
何故なら、中国・韓国の全ての人達から、小泉首相の靖国神社参拝についてどう思うかを聞いた訳じゃなく、一部の人間の行動(排日行動)や国家首脳陣の外交カードに利用されている事実を無視して、“小泉を叩く為の大義名分”にする為、あたかも全ての中国人・韓国人が日本人に対して、怒りを露にしているというような誤解を与えるようなものの言い方をするんだからね。かなり、恣意的な“情報発信”をする人間だと判断したからだ。
個人的なブログで、個人的に発信するなら良いと思うけど、公共の電波を使いながら、誤解を与えるような情報発信は、私個人としては“吐き気を催す”わけだ。
まぁ、日本人は人を疑わない国民だから、テレビに出ている人=エライ人=見識を持った人が言ってるんだから、その通りだろう思っちゃうんだろう。だから、国民の8割もの人が“小泉叩き”にまわっちゃうんだよな。この“頭の悪さ”もどうかと思うけど、頭の悪い事も含めて“弱者の正義”がまかり通っちゃう国だから、どうしようもない。(判官贔屓の行き過ぎだって思う。)
コメンテーターも軽い気持ちで“小泉叩き”したのかもしれないが、視聴者(一般大衆)が“馬鹿”なんかだから、自分の発言に責任を持って欲しいもんである。(大衆を扇動できる喜びを感じてたとしたら、責任なんて持つわきゃないけど)
ところで、誤解されると困るので、言っておくけど、私は、自分の事を“善人”だと思った事は一度も無い。多分、他人から評価してもらうと“冷血漢”の側だと思う(思慮の浅い奴と努力しない奴は生理的に嫌いだし)。でも、それをよしとしている訳じゃない。甘んじて受け入れているといった感じだ。
軽々しく“人の為”と言えないし、行動出来ないのだ。そして、軽々しく出来る人達を、心の何処かで“羨ましい”とも思っている。
その裏返しが、軽薄な“偽善者”を軽蔑し嫌悪する事になり、吐き気まで催しちゃうんだろう。
そして、決して“小泉マンセー”じゃなく、“フェミニスト”でもないので、そこんところは理解して頂きたい。
さて、つまらない自己分析にお付き合い頂いたので、最後は、ギャグで閉めたいと思う。
p.s.自己分析なんてのは、希にしかしないし、今後も、(私は善人じゃないので)人の気持ちなどお構いなしにビシビシ切りまくっていこうと思っている。(善人じゃないけど、良き夫で、良き父である事には自信があるぞ!ワハハハハ。)
◆豪華客船にて
豪華客船が今にも沈没しようとしていた。
「さあ!救命ボートがあります。海に飛び込んでください!」
船員は叫んだが、まだ多くの乗客達はためらっていた。
「誰が一番に飛び込みますか?」アメリカ人達が飛び込んだ。
「紳士ならば、飛び込めますね?」イギリス人達が飛び込んだ。
「さっき、美人が先に飛び込みましたよ!」イタリア人達が飛び込んだ。
「飛び込むことは規則になってます!」ドイツ人達が飛び込んだ。
「みんな飛び込んでいますよ!」最後に日本人達が飛び込んだ。
◆アニータとウィンナー
日本人の夫と結婚したアニータ。料理自慢のアニータだったが、日本語がなかなか覚えられないのが悩みの種だった。
ある日、豚のモモ肉を買いに肉屋に出かけたアニータは、どう説明したものか考えたあげく、スカートをたくし上げて、自分の太モモを肉屋に見せたのである。
「ああ。豚モモ肉が欲しいんだね」と、肉屋はすぐに意味が分かって、豚モモ肉を包んでくれた。
次の日、ニワトリの胸肉を買いに出かけたアニータは、服をめくり上げて、自分のふっくらとした胸を見せた。
肉屋も、すぐに意味が分かって、トリ肉を包んでくれた。
そして、またまた次の日。今度は料理にどうしても、太めのウィンナーが必要だった。
そこで、一計を案じたアニータは、夫を連れて、肉屋に出かけた...
((賢い皆さんには、答えはもうおわかりですよね?))
肉屋に到着すると、アニータは、夫に「太いウィンナーをください」と話してもらったのである。
◆天国と地獄
「最高の生活」
アメリカ人の給料を貰い、イギリスの家に住み、中国人の料理人を雇い、日本人を妻にする。
「最低の生活」
中国人の給料を貰い、日本の家に住み、イギリス人の料理人を雇い、アメリカ人を妻にする。
◆考察:ジョークと日本人
日本人は、ジョーク一つで三回も笑うことが出来ます。
・ジョークを聞いた時
・そのオチの意味を教えてもらった時
・家に帰って、教えてもらったオチの意味がようやく理解できた時
◆お国自慢
中国人、シンガポール人、日本人が、自分の国の指導者を自慢した。
中国人は言った。
「我が国の指導者は、例えて云えば万里の長城だ。古く堅固で永遠に続くのだ」
シンガポール人は言った。
「我が国の指導者は、高層ビル群だ。新しくて上へ上へ伸びていく」
日本人は言った。
「我が国の指導者は、富士山だ。長いことそびえ立っているが──何もしない」